50歳代の男性に多く発症する「舌がん」。気になる4つのギモンで解説
舌がんはどんな病気?ギモンを解決!
舌がんは、奥歯があたる舌の縁に出来る事が多いがんです。
口内炎のような物がなかなか治らずに気になって調べたら、舌がんだったという事もあります。
がん全体の割合から言うと2%程度と多くはありませんが、口腔がんの半数が舌がんです。
特徴を知って気になるときには診察を受けるようにしたいですね。
では、舌がんについてのギモンを解決していきましょう。
目次
■舌がんのギモンを解決!
「舌がんのギモン1」舌がんになりやすい条件はありますか?
<解答>
50歳代の男性に多く発症しています。
飲酒やたばこなど、刺激物を摂る人はリスクがあがると言われています。
入れ歯のがたつきや、留め具の引っかかりなど、舌の縁に慢性的に刺激を受ける事が一因になるとも言われています。
舌がんそのものの発症原因はハッキリ断言出来ないのですが、慢性的な刺激やストレスが重なることに深い関係があるのです。
「舌がんのギモン2」舌がんは自分で気づけるものですか?
<解答>
舌がんが見つかった人は、舌に出来た口内炎状の潰瘍が気になって受診したというケースが多くなっています。
舌は、口の中を自分でのぞいて見る事が出来るので、舌がんが出来ると舌の異常が自分でも気になるのです。
口内炎の場合、2週間程度で自然に治りますが、舌がんの場合には、長引きます。
また、潰瘍のかたちが口内炎と比べていびつにギザギザしたかたちになりやすい、周囲がかたいのが特徴です。
このほか、白板症という白い膜が張った状態、赤くこすれたようになっていたり、盛り上がりが出来たりというかたちで現れる事があります。
「舌がんのギモン3」舌がんの怖いところはどんなところでしょう?
<解答>
舌がんは病変が小さくても、首のリンパへの転移が起きることがあります。
リンパへの転移が起こると、予後が悪くなる事がわかっています。
転移がない早期発見ならば、腫瘍部分を切除して経過観察をして入る状態を何年も続けているというケースもあります。
切除する範囲が小さければ、生活への影響も少なくて済みます。
切除する範囲が大きくなれば、話す事や食べることにも影響が出てきますし、手術後、普通に食事出来るまでにも1~2ヶ月かかり、負担が増します。
「舌がんのギモン4」舌がんが見つかったら、どんな治療をするのですか?
<解答>
手術で腫瘍を切除、放射線照射が主な治療方法になります。
切除術の時に、レーザーを使う手術方が使われるケースもあります。
病状によっては、抗がん剤を使った化学療法をすすめられることもあります。
舌がんは、首のリンパ組織に転移しやすいがんですから、リンパ組織の転移をリンパ節郭清(りんぱせつ かくせい)といって切除することも考えられます。
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