風邪と間違えやすい「扁桃周囲膿瘍」。喉の痛みがひどく熱も38.0℃以上の人は注意!4つのギモンで解説
扁桃周囲腫瘍はどんな病気?ギモンを解決!
扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅうい のうよう)とは、急性扁桃炎のあとにあらわれる、喉の激痛を伴った炎症症状です。
『風邪をこじらせて、ツバも飲み込めないほどの喉の激痛と高熱が続く』といった感覚でしょう。
どうして激痛を伴う炎症を起こしてしまうのか、治療法など、扁桃周囲膿瘍のギモンを解決して行きましょう。
目次
■扁桃周囲膿瘍のギモンを解決!
「扁桃周囲膿瘍のギモン1」風邪や咽頭炎、喉頭炎とは違うのですか?
<解答>
風邪症状はウィルスや細菌に感染しておきます。
喉が腫れて痛むときに喉頭炎や咽頭炎という診断名がつきますが、喉がお酒やたばこ、声の使いすぎで炎症を起こしている時にも咽頭炎や喉頭炎という言葉を使います。
風邪症状で炎症を起こした扁桃部分で、常在菌のバランスを崩して嫌気性菌が増殖し強い炎症を起こして膿がたまっている状態です。
抗生剤や水分を体内に入れるための点滴治療を必要とするので、病院への受診が必要です。
「扁桃周囲膿瘍のギモン2」どんな人に多い病気ですか?
<解説>
風邪症状での喉の腫れに続いて現れる事が多くなっています。
30代男性に多いことから、仕事が休めずにこじらせて重症化し扁桃周囲膿瘍になると予想されます。
ただの風邪と軽く見てこじらせて、扁桃周囲膿瘍になってしまうと、手術が必要な場合もアリ、入院加療をすすめられる事になります。
「扁桃周囲膿瘍のギモン3」扁桃周囲膿瘍は、飲み薬だけで治すことは出来ないのですか?
<解答>
扁桃周囲での、嫌気性菌の増殖がおきて膿がたまっている状態ですから、抗生物質の点滴を受けることが必要です。
しかも、膿のたまっている範囲が広がるにつれて命が脅かされる状態に陥ることもあります。
手術で膿を取り除いても、重症化した後は細菌の繁殖を抑えられず食道や胸腔まで広がれば、数週間の入院が必要ですし、感染の影響が脊椎や脊髄、神経にでて麻痺がでる後遺症や、命を落とすリスクがあるのです。
扁桃周囲膿瘍と診断されたら、早く点滴、膿の排出といった治療を受けましょう。
「扁桃周囲膿瘍のギモン4」風邪との見分けはどうつけたら良いのでしょう?
<解答>
口をのぞきこんだ時に見える喉のアーチの周りあるリンパ組織を口蓋扁桃と言います。
喉を覗き込んで赤く腫れているのを確認して「ああ、風邪だ」と判断する事が多いですね。
扁桃周囲膿瘍になると、喉の痛みがひどく熱も38.0℃以上と高熱になります。
飲み薬の抗生剤を飲んでも抑える事が出来ずに悪化しますし、気管や食道側に膿が入れば
一気に容態が変化するリスクがあります。
・しゃべるのもツバを飲むのもつらくてたまらない
・抗生剤を飲んでいるのに効果がない
・熱が38℃を越えている
こうした場合には迷わずに病院に行きましょう。
喉の病気がご心配の方は、
気になる症状と病名チェックリスト~喉の病気一覧表~でチェック
病院も行きたくない。出来ることなら薬も飲まないでどうにか治す方法ないかな。。。
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