「中咽頭がん」はどんな病気?4つの疑問を解決!
中咽頭がんはどんな病気?ギモンを解決!
中咽頭は、喉をのぞきこんで見える扁桃を含むアーチの部分、アーチの奥に少し見える壁の部分、舌の付け根を指します。
ここに出来るのが、中咽頭がんです。
他の上咽頭がん、下咽頭がんとの違いや、どんな症状が始めに出るのかなど、中咽頭がんのギモンを解決して行きましょう。
目次
■中咽頭がんのギモンを解決!
「中咽頭がんのギモン1」どんな症状から中咽頭がんに気付くのでしょうか?
<解答>
飲み込みにくい、喉の痛みやしみる感じ、喉の出血、言葉がハッキリしない、口のあけにくさ、首のリンパが腫れるといった自覚症状から、検査を受けて中咽頭がんだとわかる事があります。
中には、喉の症状がないのに首のリンパが腫れて、検査をしたらがんが見つかったというケースもあります。
「中咽頭がんのギモン2」中咽頭がんにはどんな種類がありますか?
<解答>
中咽頭は、口を覗き込んで見える場所が多く、がんの出来る場所によってさらに呼び名が使い分けられます。
下の付け根に出来た場合は、舌根がんと呼び、扁桃に出来ると扁桃がんと呼ばれます。
扁桃がんは、リンパ組織に発生した悪性リンパ腫であることも多いので、悪性リンパ腫と呼ぶ事もあります。
首のリンパ節にがんが見つかる場合にも、悪性リンパ腫となります。
「中咽頭がんのギモン3」中咽頭がんになるひとは多いのですか?
<解答>
喉頭がんが見つかる確率が、10万人に3人と言われていますが、下咽頭がんに比べると中咽頭がんになる人は少なくなっています。
咽頭がんの中で最も多いのは下咽頭がんで過半数以上を占めます。
中咽頭がんは3割程度で、残りが上咽頭がんの割合になっています。
こうしてみると、他の部位のがんよりはかかる人が少ない傾向ですが、50代以上の男性では多くなっていますし、油断は禁物です。
違和感を感じたら検査を受ける事をオススメします。
「中咽頭がんのギモン4」中咽頭がんの診断と治療はどんな風に行われますか?
<解答>
直接口から覗き込むか、鼻からファイバースコープを入れて腫瘍の状態を観察します。
口の中に指を入れてや、首の上から触れての触診、同じく首の部分へのエコー検査で疑わしければ、局所麻酔をして組織を採取し、組織を顕微鏡で見て判定する生検を行います。
さらに病変の広がりをCT、MRI撮影で調べていきます。
治療は、病気の進行具合を表すステージごとに違いがありますが、手術、抗がん剤、放射線での治療を行い、ステージⅢ以上は補助療法を行うのが標準となっています。
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病院も行きたくない。出来ることなら薬も飲まないでどうにか治す方法ないかな。。。
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